もし国債が円滑に消化されなかったら?/悪い円安・悪いインフレとは?

国債の円滑な消化ができなくなったら?@

日本は今後、本格的な
団塊の世代の高齢化を迎えるわけですが、

 

こうした時代においては、
過去の貯蓄を取り崩して消費に回すという動き、
すなわち、恒常的な家計貯蓄率の低下が
一層高まっていくのではないかと考えらます。

国債の円滑な消化ができなくなったら?A

また、家計貯蓄率の
マイナスの恒常化も予想されます。

 

こうした懸念が現実のものになりますと、
これまでの国債の円滑な消化というのは
ますます困難になっていくと思われます。

 

専門家の多くは、
早ければ2010年代前半、遅くとも2010年代後半にも、
日本の経常収支が赤字に転落すると見ているようです。

 

このような状況が表面化する頃には、
日本国債の格下げ(債券価格の暴落)だとか、
大幅は円安、

 

あるいは、
日本の銀行が保有している国債の多額の評価損による
金融危機などに対する懸念が
叫ばれるようになっているのかもしれません。

 

また、実際のマーケットでは、
日本の財政危機や巨額の公的債務残高に対する
内外投資家の懸念の広がりから、

 

大規模な日本売りによって、
株式や債券の大幅な下落が表面化しているかもしれません。

 

スポンサーリンク

悪い円安・悪いインフレとは?

前述したような懸念が現実のものとなれば、
日本国債の格下げのみならず、

 

現在のギリシャやアイルランドのような
増税(国民負担の増大)、
円が大きく売り込まれるといった悪い円安、

 

そのような悪い円安がもたらす
悪性のインフレによる輸入物価の大幅な上昇
などに悩まされることになると考えられます。

 

日本でもそれほど遠くない将来に、
現在のギリシャやアイルランドのように、
海外投資家に国債を買ってもらわざるを得ないときがくる
ということは頭に置いておきたいところです。

 

ただし、もし仮に将来の日本が
悪い円安と悪いインフレに悩まされる状況に陥ったとした場合でも、

 

それとは逆に「金(ゴールド)」は、
円安のメリットを享受できる商品であることが
実感できると思われます。

 

スポンサーリンク