海外投資家が保有する日本国債は?/日本の家計貯蓄率がマイナスになる?

欧米の国債の状況は?

欧米では、国内投資家が保有する国債の割合は
50〜70%程度であり、後の残りは、海外投資家が
保有しているケースが多いといわれます。

 

なので、その国の財政が水面下で
大きく悪化するような状況になると、
債券市場のソブリン・リスクとして、
国家財政の悪い実態が表面化してくるようになるのです。

海外投資家が保有する日本国債は?

欧州主要大手銀行に対して行われた
ストレステスト(資産査定)の結果によりますと、

 

欧州主要大手10行が保有する
ギリシャ、スペイン、ポルトガルの国債残高の合計が、
1,540億ユーロ(約15兆4,000億円)
に達するということが明らかになりました。

 

一方、海外投資家が保有する日本国債は、
たったの5%前後と極めて少ない状況にあります。

 

こうしたことも、日本国債に潜んでいるソブリン・リスクが
表面化することを抑制している要因といえそうです。

 

スポンサーリンク

日本の家計貯蓄率は今後マイナスに?

1990年代前半までの日本の家計貯蓄率は、
20%前後と、
先進国の中でも高水準を維持し続けてきました。

 

しかしながら、2000年代に入ると、
それまでとは一転して、
家計貯蓄率は高い年だと5%程度、
低い年だと2%程度とかなり落ち込んできています。

 

こうした実態は、これまでのように
日本の国債を国内だけで消化することが
困難になりつつあることを意味しています。

 

日本が現在このような状況に置かれていることを考えますと、
これからは家計貯蓄率そのものが
マイナスに転ずるのも時間の問題といえるのかもしれません。

 

それだけではすまなくて、
個人金融資産が、これまでのように大きく伸びることすら
期待するのは難しそうです。

金投資の方法とは?

かつての金投資といえば、
金地金やコイン、純金積立などの現物投資、
あるいは金先物取引に限定されていました。

 

なので、一般投資家としては、どちらかといえば、
なじみの薄い投資商品とされてきたと思われます。

 

そうした状況の中、2003年には、
オーストラリアのシドニー証券取引所に、
世界で初めて金ETFが上場されることになりました。

 

これにより、金投資は、
かつてのような富裕層のみの投資の世界ではなくなり、
世界中の誰もが少額投資によって
金市場へ参加することが可能になったといえます。

 

スポンサーリンク