南アフリカの金(ゴールド)の新鉱業立法・減産傾向とは?

南アフリカ共和国の新鉱業立法とは?@

南アフリカ共和国における金生産の減産傾向は、
一向に歯止めがかかっていません。

 

南アフリカ共和国が長期間維持してきた
金生産における世界1位の座から転落した大きな理由の1つに、

 

この南アフリカ政府が制定した「新鉱業立法」という法律が
大きく関わっていると思われます。

南アフリカ共和国の新鉱業立法とは?A

新鉱業立法というのは、
次のようなことを目的とした法律のことをいいます。

 

■鉱山採掘権の国有化
■黒人と白人の経済的格差の是正
■管理職雇用における平等性の確立
■黒人経営企業への物資等の援助
■黒人の鉱山産業への進出を促進する
鉱山会社の黒人株式保有比率について、
既存鉱山会社においては
15%から徐々に26%まで引き上げることとしています。

 

新規鉱山会社については
51%(実質的な黒人支配)とすることを規定しています。

 

■その他...など

 

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南アフリカの金(ゴールド)の減産傾向に歯止めがかからない理由は?

新鉱業立法により、
かつてより南アフリカで鉱山開発を担ってきた
欧米の白人経営者たちは、
既得権益を侵害されることとなりました。

 

つまり、、南アフリカにおける新規の鉱山開発を
断念せざるを得ない状況に置かれることとなったのです。

 

また、それだけではなく、かつての経営者たちが
老朽化した設備のまま既存鉱山を手放し、

 

海外の優良鉱山の買収や合併、統合などに
動かざるを得なくなったことから、
後に残された鉱山が野ざらし状態となになってしまいました。

 

その結果、著しい老朽化や
採掘条件の悪化などが進んだ鉱山ばかりとなってしまったのです。

 

すなわち、これまで通りの鉱山経営を維持していくのは
困難になってしまったということなのです。

 

こうした一連の置かれた状況が、
南アフリカの金(ゴールド)の減産傾向に
一向に歯止めがかからない理由といえそうです。

 

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