貴金属商品ETFは貴金属の価格との連動性が高い?/マーケットメイカーが調整?

投資対象となる貴金属の価格との連動性が高いとは?@

貴金属商品ETFの特徴として、
投資対象となる貴金属の価格との
連動性が高いということがあります。

 

これは、貴金属商品ETFは、
複数のマーケットメイカー(指定参加者)が、
流動性と連動性を確保しているからです。

投資対象となる貴金属の価格との連動性が高いとは?A

わかりやすくいうと、購入希望が多くなり、
商品ETFが不足した場合には、
市場価格は、基準価額よりも高くなりますが、

 

そのようなときには、マーケットメイカーが
現物バスケットをETFに供給することによって、
その現物バスケットが裏付けとなる受益証券を増加させ、
流動性を高めているのです。

 

供給が増えれば価格は下がりますので、
基準価格に近づいていきます。

 

反対に、需要が減り、
商品ETFが市場にあふれている状態になりますと、
価格は基準価額よりも安くなりますが、

 

そのような場合には、
マーケットメイカーが受益証券を還付する※ことによって、
その現物バスケットが裏付けとなる受益証券を減らし、
流動性を低くするのです。

 

供給が減れば価格は上昇していきますので、
基準価額に近づいていきます。

 

※解約して、現物バスケットを受け取るということです。

 

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なぜ、マーケットメイカーが調整しているの?

通常の投資信託の場合には、
価格が上昇するのは歓迎されます。

 

しかしながら、ETFの場合には、
どれだけ価格が上昇したとしても、
指標としている商品の市場価格と基準価額との乖離、
基準価額と市場価格との乖離が著しくなれば、
ETFとして良い商品とはいえません。

 

つまり、マーケットメイカーが調整役を務めることで、
この乖離を小さくしているのです。

 

商品ETFに限らず、「ETFの良し悪し」は、
指標としている指数(インデックス)との連動性が
高いかどうかが判断材料となりますので、

 

基準価額と市場価格との乖離が大きくなる場合には、
注意が必要になります。

 

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