カナダドルの特徴を知る/産業、資源国...

カナダにはどのような特徴がありますか?

カナダは、高水準の教育制度や低い犯罪率、
加えて、原油、ガスなどの資源があることから、
底堅い感のある国といえます。

 

また、カナダは先進国の中でもGDP成長率が高く、
インフレもそれほど高くありません。

カナダの産業は?

カナダの産業構造は多岐にわたっており、
輸出には、木材や農畜産物があります。

 

また、日米の自動車メーカーの工場も数多くあります。

 

さらに、近年は、
ハイテク・ソフトウェア産業を中心とした国として
見ることもできます。

 

こうした背景から考えますと、
カナダドルは、比較的安定的な通貨ですので、
スワップポイント狙いの長期投資家にとっては
要注目の通貨といえます。

 

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カナダは資源国?

カナダの注目すべき点の1つに、
砂や岩の中にある原油、すなわち、
サンドオイル(重質なタール状の原油を含んでいる砂や岩)
の埋蔵量の多さがあります。

 

また、カナダは、これらの精製技術の確立によって、
資源国としての一面も持っていることから、
他のコモディティ通貨と同様、
原油価格の動向に左右される面も持ち合わせています。

通貨(カナダドル)と実体経済との関係について

カナダドルと実体経済との関係を
読むポイントとしては、
資源価格と株価の関係があります。

 

これは、仮に、依存の高いアメリカの株価が下落したとしても、
エネルギー価格が堅調であれば、
カナダへの影響は限定的となる傾向があるからです。

 

ただし、アメリカの景気もエネルギー価格も
悪化した場合には、カナダにとっては
ダブルパンチになってしまいますので注意が必要です。

 

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カナダドルの注意点は?

カナダは、輸出も輸入も
アメリカに頼りきりという現状には注意が必要です。

 

具体的には、対米輸入は6割、
輸出についてはおよそ8割にも上るからです。

 

こうした構造は、アメリカの景気が上昇すれば、
それに乗じて次のようなシナリオが作り出されます。

 

⇒ カナダのアメリカ向け輸出の拡大 → カナダのGDPが上昇 → カナダドルの上昇

 

しかしながら、その逆もしかりで、
米ドルが下落すればカナダドルも下落する、
という状況が作り出されもします。

カナダの特徴について

次のような特徴があります。

 

■主要産業 
⇒ 金融・保険・不動産業、製造業、商業
■主要輸出品目 
⇒ 工業製品、エネルギー製品、自動車、同関連製品、機械機器
■主要輸入品目 
⇒ 工業製品、機械機器、自動車、同関連製品
■主要貿易相手国 
⇒ アメリカ、イギリス、日本、中国

カナダについて今後注目する点は?

次のような点が注目されます。

 

■伸びしろのあるハイテク・ソフトウェア産業の進捗度合い
■密接に関係している米国の景気動向
■サンドオイルの産出量の変化やOPECの動向...など

 

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