預金保険制度の「資金援助方式」とは?

要点整理

・資金援助方式は、救済金融機関に対して預金保険機構が資金援助を行う方式です。

 

・保護される金額は変わりませんが、ペイオフ方式よりも優先してとられます。

預金保険制度の仕組みとは?

預金保険制度には、
金融機関が破綻した場合2つの方法があります。

 

その1つが「資金援助方式」であり、
もう1つが「ペイオフ方式」です。

 

1999年の金融審議会の答申では、
次のように資金援助方式を優先するように示されています。

「金融機関が破綻した場合、破綻処理に要するコストがより小さいと見込まれる処理方法を選択するとともに、混乱を最小限に止めることが重要であり、金融機関の破綻処理方式としては、資金援助方式の適用を優先し、保険金支払方式の発動はできるだけ回避すべきである」

預金保険制度の「資金援助方式」とは?

資金援助方式というのは、
破綻した金融機関を救済する金融機関が出現した場合には、
預金保険機構がその救済金融機関に対して、
資金援助を行うという破綻処理の方式です。

 

ペイオフ方式よりも優先してこの方式がとられるのは、
救済金融機関が現れれば、
それだけ破綻処理がスピーディに進みますからね。

 

それに、預金者も預金の支払い、
受入れ、貸付け、決済サービスなどが、
救済金融機関を通して受けられるからなんです。

 

とはいえ、資金援助方式でもペイオフ方式でも、
預金の保護される金額は変わりません。

 

すなわり、1人につき
元本1,000万円とその利息までとなっています。

譲受金融機関が現れない場合は?

その場合は、ブリッジバンク(承継銀行)が引継ぎ
譲受金融機関を探すといったケースもあります。

 

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